株とは?初心者にもわかりやすく解説してみた

株とは?

株とは、正確には株式といい、株式会社が資金調達のために発行するものです。株式会社は、会社を運営するためにかかる様々な資金を、株を売ることによって調達します。

株は株式会社が創設される時に発行され、その保有率によって会社内の権限の強さが決まります。つまり株を会社の外の出資者に売るということは、その人に会社の権限の一部を分け与えるということになるのです。逆の言い方をすれば、株を買うということは、その企業のオーナーの1人になる、ということになります。

テレビなどでよく「企業買収」という言葉を耳にしますが、これも株と密接な関係があります。ある会社を買収したいと思った場合には、その会社における一番強い権限を自分を持てばいいわけですから、会社の株を過半数以上買い占めれば、事実上その会社を買うことができます。

もちろん、企業の株を過半数も買い占めるということは簡単なことではありません。株を買いたいと申し出たとしても相手側が応じなければ取引は成立しませんし、膨大なお金が必要になります。当然、一般の個人投資家にできることではありません。

個人投資家が株を購入する場合、当然その目的は、企業買収とは別のところに向くことになります。

株を買うとどんな利益が期待できる?

人が株を買う理由には様々なものがあると思いますが、その根幹にあるのはやはり「利益」です。もちろん、株も投資なので買えば確実にお金が増えるという訳ではありませんが、お金を減らそうと思って株を買う人はいません。人が株を買うのは、それを買うことで得られる利益に期待するからです。資産家や企業が膨大な数の株を買って企業を買収するのも、結局はそれが自分たち利益に繋がると思っているからです。

では、私たち一般の個人投資家は、どのような利益を期待して株を購入するのでしょう。その理由は主に以下の3つです。

  1. 買った株を誰かに売ることで得られる値上がり益
  2. 買った株を保有し続けることで得られる配当金や株主優待

買った株をどうするかは個人の自由です。株は人に売ることもできるし、自分で持ち続けることもできます。ここでは株で利益を上げる2つの主な方法について紹介してみたいと思います。

1. 買った株を誰かに売ることで得られる値上がり益

株の値段は常に変動しているので、自分が買った時よりもその株の価値が高くなった時に売れば、その差額分の値上がり益(キャピタルゲイン)を得ることができます。

例えば、少し前の話になりますが、スマートフォン用のアプリ「パズル&ドラゴンズ」で有名なガンホー・オンライン・エンターテイメントの株価は、2013年、アベノミクスの効果を受け、半年で20倍近くまで急上昇しました。この急上昇が始まる前から株を保有していた人は、急上昇後にそれを販売することで、相当な利益をあげられたでしょう。

もちろん、このような大化け株と呼ばれるようなものはそうそう現れるものではなく、また、簡単に予測できるようなものではないので、基本的には、日々上下する株の値動きを狙ってコツコツと売買を繰り返すことになります。

2. 買った株を保有し続けることで得られる配当金や株主優待

会社は出資者から資金を集めて会社を運営していきますが、ある程度利益が出ると、その一部を配当金(インカムゲイン)株主優待という形で株主に還元してきます。これらは会社が儲かっていれば定期的に発生するものなので、株主は株を保有し続けている限りこの利益を得続けることができます。

ただ、配当金は株主優待は、その会社の株を1つでも持っていればもらえるという訳ではありません。また、配当金や株主優待がどれだけもらえるかは株保有率によって変わってくるので、ある程度まとまった資金が必要になります。

なお、配当金は文字通りお金ですが、株主優待はお金ではありません。具体的には、レストランチェーンなら食事券、飲料メーカーなら自社製品のセット、映画会社なら映画の鑑賞券などと、その企業にちなんだサービス券や商品である場合が多いです。

株はどこで買える?

株の取引は主に証券会社を通して行います。証券会社に口座を開いて、証券会社を通して注文を出し、購入する、というのが主な流れです。一部の銀行でも注文を出すことはできますが、銀行での株の売買は一般的ではありませんし、手数料が高いのであまりおすすめできません。株を買うのであれば、手数料や情報量の面からも証券会社を利用した方がいいでしょう。

なお、現代における株の取引の大半はインターネットを通して行われています。証券会社の店頭や電話で行うこともできますが、手間や速度、手数料のことを考えると、インターネットを活用しない理由はほぼないと言えるでしょう。

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