株の本はこの中から選ぼう!みんなが読んでる株のおすすめ本25冊を紹介

こんにちは! 株識編集部の前田です。

みなさんはどうやってトレードの勉強をしてますか?僕はトレードを始めたての頃から一貫して続けてる勉強法があります。それは本を読むことです。

特に名著と言われているような本は一冊持っていれば何度読んでもためになるものですし、初心者はインターネットに転がってる雑多な情報で勉強するよりは、初心者向けの入門書を持ってそれに集中して勉強した方が効率も良いです。

でも一口に本と言っても、それこそインターネットの情報と同じくらい世の中には投資関連書籍がたくさんあるので、「いっぱいありすぎて一体どれを選んだらいいのか分からない」「今の自分にマッチする本がなんなのか分からない」という人はたくさんいると思います。

そんなわけで今回は株関連のおすすめ本を25冊ご紹介します。

僕個人のおすすめでは偏りが出ると思いますので、初心者から上級者、具体的な手法を学びたい人からメンタルや思想に悩んでる人まで幅広くカバーできるよう、様々なサイトから統計を取ってまとめました。

ジャンルごとにカテゴリ分けした上で、それぞれの書籍に簡単な情報(著者・出版社・発売日)と紹介文を添えましたので参考になれば幸いです。

ちなみに今回の記事、非常にボリューミーな内容となりました。「今の自分には必要ない」と思った部分は是非読み飛ばして頂き、興味のある部分だけ読んで頂ければと思います。

Contents

本の選定方法と基準について

本の選定に関してですが、今回は「株 おすすめ 本」や「株 本 ランキング」などのワードでGoogle検索し検索結果上位にランクインしたサイト34から統計を取り、より多く紹介されていた本を紹介します。

検索ワードについては「株 本 テクニカル分析」や「株 本 デイトレード」など、カテゴリごとのワードについても検索をかけています。カテゴリについては下記の「おすすめ本のカテゴリ分けについて」をご参照下さい。

それと、紹介する本がどれだけ支持を集めているかが一目で分かるよう、それぞれの本におすすめポイントを設定しました。例えばおすすめポイントが5なら34サイトのうち5つのサイトで紹介されていたということを示しています。今回はおすすめポイントを2ポイント以上集めた本のみ紹介していきます。

そしてもう一つの加点条件として、僕個人が強くおすすめする本についても1ポイント加点することにします。ちなみに最大おすすめポイントは9点となりました。

カテゴリ分けについて

この記事では計25冊の本を紹介しますが、より見やすくなるようにカテゴリ分けをしました。カテゴリは以下の6つです。

  • 入門書
  • ファンダメンタルズ分析
  • テクニカル分析
  • トレードスタイル
  • メンタル・思想・相場観編
  • 殿堂入り

本によっては2つ以上のカテゴリに当てはまるものもあったですが、その場合は僕の判断でより内容が濃い方のカテゴリに振り分けました。

ではでは、前置きもこの辺にして本の紹介に移りましょう。

入門書編

この項では初心者が持つ最初の一冊としておすすめな入門書を4冊紹介します。

株初心者にとって最初の課題は何か? それは言うまでもなくしっかり勉強して基礎を固め、本格的にトレードを始めるための下準備をすることです。

初心者トレーダーの中には株の仕組みをあまり理解していない方も多いですが、正直そんな宙ぶらりんな状態でトレードをしているのを見てると肝が冷えます。

トレードを始めてすぐに痛い目を見てリタイアしてしまう人は、最初の基礎作りを怠っていることが多いです。後々大きな失敗を招かないよう、はじめの勉強はしっかりとしておきましょう。

そしてこれは個人的な意見ですが、入門書は複数冊(最低でも2冊)読んでおくことをおすすめします。1冊だけだと情報の取りこぼしも多く、情報が古くなっていた場合に気づくことができないからです。複数冊の入門書を用意し、株式投資を多角的に見つめながら学んでいきましょう。

それでは、書籍の紹介に移っていきたいと思います。

いちばんカンタン!株の超入門書 改訂版

著者 安恒 理
出版社 高橋書店
発売日 2014/8/9
おすすめポイント 9(改定前も含めた数値です)

今回紹介する本の中で最も高い得点を記録した本になりました。

株について最低限知っておくべき知識はこの一冊に濃縮されていると言っても過言ではありません。内容はもちろんですが、構成も上手く、ただ読み進めるだけでも株というものが何なのかが大まかに理解できます。

株式取引によってなぜ儲けられるのかから始まり、株価が変動する原因、銘柄選びに役立つ割安株の探し方、チャートの見方などといった具体的な解説が盛り沢山。ページ数は少ないですが、株についてより詳しく知りたいと思えるようなきっかけ作りになる本です。

細かい部分も抜かりないのも特徴の1つ。各ページの下部にはおまけ要素的に様々な会社の株主優待の内容が記載されており、中には思わず「へ~こんなのあるんだ!」と思うようなものもあります。勉強になりますね。

具体的な解説にとどまらず、巻末には投資に関する格言・名言集が組まれているので初心者の域を出た後もトレードのお供として活用できます。実は僕が初めて手にした入門書はこれなのですが、今でもパラパラとめくることがあります。

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めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版

著者 ダイヤモンド・ザイ編集部
出版社 ダイヤモンド社
発売日 2013/4/5
おすすめポイント 7(改定前も含めた数値です)

タイトルの通り、初心者向け投資情報誌ダイヤモンドZAiの編集部が送る株の入門書です。

初心者向けを謳っている投資情報誌が出しているだけはあり、初歩中の初歩から株のことを学ぶことができます。具体的には、株を買うための口座の開き方や申込用紙の書き方、PERを活用した割安株の選び方など、まったくの初心者が株を始めるまでの道のりが丁寧にサポートされています。

ただ、2013年に出版された本なので、2014年に施行されたNISAのことがまったく書かれていないなど、入門書としては網羅性に欠ける部分があります。店頭に置かれている新しめの書籍などと組み合わせるなどして情報の欠損をカバーしてみるといいでしょう。

NISAとは少額投資非課税制度とも呼ばれる。NISA口座を開けば、投資金額が毎年120万円までなら株や投資信託で得られた利益が非課税になる投資枠が与えられる。

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マンガでわかる株式投資! 女子高生株塾

著者 ホイチョイ・プロダクションズ
出版社 ダイヤモンド社
発売日 2009/3/27
おすすめポイント 4

こちらは上記でも紹介したダイヤモンドZAiで連載されているマンガが単行本となった本です。

マンガ形式なので「勉強したい気持ちはあるんだけど、文字がズラッと並んでるのを見ただけで目眩がする……」と言うような方におすすめこの本で単語の意味を理解すれば、他の本を読むときに内容がすんなりと頭に入ってくるはずです。

ちなみに単なる雑誌に掲載された話のまとめではなく、この本のための描き下ろしが100ページ以上も追加されています。それがどう投資に役立つかと言えば微妙なところですが、まあ、情報量は多いに越したことはないでしょう。

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たった7日で株とチャートの達人になる

著者 ダイヤモンド・ザイ編集部
出版社 ダイヤモンド社
発売日 2014/4/18
おすすめポイント 8

なんとこちらもダイヤモンドDAi編集部による入門書です。

この本は7章仕立てになっており、1日1章ずつ読み進めていけばチャートの基礎から応用まで、更にはデイトレードやスイングトレードのやり方が7日間で学べるという内容になっております。入門書の中でも割と実用的な部類に入る本ですね。

それにしても入門書4冊のうち3冊をZAiが占めるとは流石です。

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ファンダメンタルズ分析編

この項ではファンダメンタルズ分析の勉強をするのにおすすめな本を2冊ご紹介します。

株式取引をするならファンダメンタル分析の勉強は欠かせません。中~長期投資をする場合はなおさらですね。そのため、長期保有について書かれた本は同時にファンダメンタルズ分析的な内容も含むことになります。

より深くファンダメンタルズ分析について学びたい方は、この後に「トレードスタイル編」で紹介する長期投資向けの本も参考にしてみてください。

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書

著者 足立 武志
出版社 ダイヤモンド社
発売日 2012/4/6
おすすめポイント 5

ファンダメンタルズ分析に関する本を求めたことがある方なら、一度はこの表紙を見たことがあるのではないでしょうか。非常に著名な書籍なので、よく色々なとろこでピックアップされています。

内容はファンダメンタルズ分析に特化したものですが、簡潔かつ丁寧にまとめられているので初心者の方にも読みやすいと思います。この書籍を最後まで読めば、財務諸表を活用した銘柄選びや売買タイミング、決算書の見方、会社四季報の活用法など、ファンダメンタルズに関わる一通りのことを学ぶことができます。

著者の足立武志氏は公認会計士で他にも多くの投資関連書籍を出版しています。楽天証券にて株式投資に役立つレポートを連載していたりもするので、興味がある方はぜひ参照してみてください。

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オニールの成長株発掘法

著者 ウィリアム・J・オニール
出版社 パンローリング
発売日 2011/4/15
おすすめポイント 3

著者のウィリアム・J・オニールはアメリカの投資家です。名著「マーケットの魔術師」の中でも紹介された有名な投資家ですね。

ファンダメンタルズ分析は大きく分けると「バリュー投資」と「グロース投資」の2種があると言われていますが、この本ではグロース投資の方に主眼を置いています。グロース投資とは、端的に言うと小さな会社の中から成長が早そうな株、つまり成長株を探し出すことです。

本書では、成長株発見の解説の一環として1880~2009年に大化けした銘柄についてチャート付きで具体的な説明がなされています。他にもリーマンショックなどのような金融危機に対して身を守る方法についても解説されています。

より具体的にファンダメンタルズ分析を知りたい方はぜひ。

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株で富を築くバフェットの法則 – 不透明なマーケットで40年以上勝ち続ける投資法

著者 ロバート・G・ハグストローム
出版社 ダイヤモンド社
発売日 2014/4/25
おすすめポイント 3

トレーダーなら知らない人はいないであろうアメリカの投資家、ウォーレン・バフェットの投資手法を研究した本です。

バフェットが得意とするバリュー投資とグロース投資を組み合わせた手法が個人投資家にとってどう役立つのかを、9つの実際の投資事例に基づき詳細に解説されています。

バリュー投資・グロース投資

どちらも割安株を買う投資手法だが、バリュー投資は過去から見て割安かどうか、グロース投資は未来から見て割安かどうかを判断して株を買う。

どちらかと言えば具体的な考察でなく、心理的な考察に優れた中~上級者向けの内容となっております。

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テクニカル分析編

この項ではテクニカル分析の勉強をするのにおすすめな本を3冊ご紹介します。

ファンダメンタルズ分析が中期~長期投資したい銘柄選びで特に役立つのに対し、テクニカル分析は短~中期トレードで役立ちます。いわゆるデイトレードやスキャルピングのことですね。

ただ、「自分はデイトレードしたいからテクニカル分析の勉強だけでいいや」と決めつけてしまうのはよくありません。結果知識が偏ってしまうと失敗したときに原因を分かりづらくさせてしまうので気をつけましょう。

先物市場のテクニカル分析

著者 ジョン・J・マーフィー
出版社 きんざい
発売日 1990/5
おすすめポイント 4

少し古い本なので「情報が古そう」と敬遠してまう方もいるかもしれませんが、本書で語られているテクニカル分析はとても普遍的なもの。時間や市場環境を問わない普遍性に魅力があります。

あなたが短~中期トレードを基本のスタイルとし、テクニカル分析を活用して更なる利益を上げたいならこの本は必読です。ここまでテクニカル分析について広く深く研究されている本はそうありません。

タイトルには先物市場とあるので株式取引とは関係ないようにも思えますが、株にもしっかりと応用が効く内容です。FXやCFDなどのトレードでも役立ちます。

ページ数は500を超え、今回紹介する本の中で最大級のボリュームを誇っています。

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シュワッガーのテクニカル分析 – 初心者にも分かる実践チャート入門

著者 ジャック・D・シュワッガー
出版社 パンローリング
発売日 2005/3/15
おすすめポイント 3

アメリカのトップトレーダー16人のインタビューを基に書かれた有名な本、『マーケットの魔術師』の著者が書いた「チャート入門書」です。

「投資全般の入門書」ではないので、投資に関する基礎的な事項がしっかり身についている方向けの内容となります。初心者の方も読めないことはないと思いますが、やや翻訳が不自然な箇所があるので、やはりある程度投資に関する知識がついた後に読むことをオススメします。

内容としては、テクニカル分析を生かした利益を上げ方が書かれているのはもちろんのこと、相場が予想に反した動きを見せてしまった時の予防法や対処法が、実際の事例を踏まえた分かりやすい解説が添えられています。

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テクニカル指標の読み方・使い方

著者 伊藤 智洋
出版社 日本実業出版社
発売日 2004/9/30
おすすめポイント 2

今回紹介するテクニカル分析の本の中では唯一の日本人著者による本です。ページ数は166ページと控えめなので比較的読みやすい方でしょう。図解が豊富なので初心者でも理解しやすい内容になっています。

売買サインの読み取り方はもちろん、それぞれのテクニカル指標がもつ長所と短所などが解説されているので、テクニカル分析の基礎を学ぶ際におすすめの本です。「ファンダメンタルズ分析を主としているけれど指標の意味ぐらいは知っておきたい」という方にもおすすめですね。

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トレードスタイル編

この項ではトレードスタイルの勉強をするのにおすすめな本を4冊ご紹介します。

株という金融商品の特性なのか、今回の統計では長期投資に主眼を置いた本にポイントが多く集まる結果となりました。世界的に有名な投資家ウォーレン・バフェットも長期投資を基本スタイルとしていますからね。その影響もあるでしょう。

短期トレードの本は1冊しかポイントが集まりませんでしたが、このカテゴリの中で最も高いポイントを獲得しています。

デイトレード

著者 オリバー・ベレス , グレッグ・カプラ
出版社 日経BP社
発売日 2002/10/19
おすすめポイント 5

シンプルイズベストなタイトルですね。「デイトレード 本」で検索したことがあるなら必ずこの本を目にしたでしょう。

この本ではデイトレードの具体的な手法は一切解説されていません。デイトレーダーにとって必要な心構え、メンタル作りのことが書かれています。

著者が市場の本質というものを様々な比喩を用いて表現したり、初心者がやりがちな失敗について述べられており、トレーダーとして経験を積んでいくたびに読み直すと得られるものが増えていくスルメ本ですね。

僕はデイトレーダーにとって強いメンタルは何においても重要であると考えています。日に何度もトレードをするのに一つ一つのトレードに対して一喜一憂していたのでは埒が明きませんからね。

「俺(私)の弱点はメンタルだ」と自負しているデイトレーダーには必須の本と言えるかもしれません。

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億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術

著者 メアリー・バフェット , デビッド・クラーク
出版社 日本経済新聞出版社
発売日 2002/5/20
おすすめポイント 5

ウォーレン・バフェットの基本スタイルである長期投資法について学べる本です。

「基礎編」と「応用編」の二部構成になっており、対象企業が優良であるかどうかの見極め方、買い時を探る方法などが具体的に解説されています。その他にもバフェットがなぜ高ROEの株式を好むのかなど、バフェット自身のスタイルにも踏み込んだ内容になっています。

ROEとは自己資本利益率のことで、数値は株価の影響を受けない。企業の経営効率が良いかどうかを測る指標であり、ROEが高ければ高いほど与えられた資金に対して高い利益を上げているということになる。

ウォーレン・バフェットに関する書籍はたくさんありますが、この本の執筆に参加しているメアリー・バフェットさんはバフェットファミリーの一員として最も長くバフェットの投資を間近で見てきた人物です。本書は数あるバフェット本の中でも特に信用に足るものの1つであるものであると言って良いでしょう。

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株式投資の未来 永続する会社が本当の利益をもたらす

著者 ジェレミー・シーゲル
出版社 日経BP社
発売日 2005/11/23
おすすめポイント 4

本書では、企業の急成長によって得られる利益より、長期的視野で見た企業の成長が生む利益こそが本物であるということが説かれています。

過去100年以上もの膨大かつ具体的なデータを基に解説しているので、自己流に頼っているトレーダーはこの本を読むと目からウロコが落ちたような感覚になるでしょう。

優良で高配当の銘柄に投資し、得られた配当をまた投資資金に回すといったようなことを10年、20年と繰り返せば市場平均を上回るリターンを得られるのは確かですが、すぐにでも利益を上げたいのなら違う本を参考にするべきかもしれません。

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株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド

著者 ジェレミー・シーゲル
出版社 日経BP社
発売日 2009/7/23
おすすめポイント 4

上で紹介した『株式投資の未来』と同じ著者の本です。こちらも長期投資をすることで確実に資産を築き上げることがいかに大事かを解説しています。

リーマンショックによって起きた金融危機以降に書かれた点が、『株式投資の未来』との違いです。今からシーゲル氏の本を読むならこちらの方が良いかもしれません。

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メンタル・思想・相場観編

この項ではメンタル・思想・相場観の勉強におすすめな本を7冊ご紹介します。

この項で紹介する本は、トレードに関する具体的な手法というよりは、一流投資家の名言・格言や投資家心理の研究などがまとめられたものになります。トレーダーとしてなんとなく行き詰まってしまった人や、ワンステップ上のトレーダーを目指したい人は特に参考になると思います。

初心者向けの本もありますが、基本的には中~上級者向けの内容になります。

ゾーン – 相場心理学入門

著者 マーク・ダグラス
出版社 パンローリング
発売日 2002/3/13
おすすめポイント 7

トレーダーとして究極の心理状態である「ゾーン」に到達するための方法を解説した本です。ゾーンとは、恐怖心ゼロ、悩みもゼロで、結果は気にせず淡々と直感的に行動、反応し、 ただその瞬間に「対応するだけ」の精神状態のことです。

要するに自己啓発的な内容なのでなんだか胡散臭く感じるかもしれませんが、『デイトレード』の紹介文でも書いたようにトレーダーにとってメンタルはとても重要なもの。騙されたと思ってでも読む価値はあります。

「なぜ不安定な精神状態に陥ってしまうのか?」「なぜ的確なトレードができず、いちいち迷いが生まれてしまうのか?」本書はそういった疑問を解決してくれます。

内容は少々難解ですし好き嫌いが出やすいようにも思えますが、僕個人としては、初心者であろうと上級者であろうと、誰にでもおすすめしたい1冊です。

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ピーター・リンチの株で勝つ – アマの知恵でプロを出し抜け

著者 ピーター・リンチ , ジョン・ロスチャイルド
出版社 ダイヤモンド社
発売日 2001/03
おすすめポイント 6

とてもユニークなタイトルですね。内容もそれに伴ってユーモラスな比喩表現にあふれています。投資に関する基本的な知識や普遍的な心構えについて深く学べる1冊です。

本の中でピーター氏は「アマチュアが失敗するときはプロの真似をする時、アマチュアは私達プロが買っているような株なんて無視しろ」などといった持論をバンバン展開していますが、その理由を明確に述べてくれるの好感がモテます。

基本的にはバリュー投資の立場から書かれた本なのですが、バフェット的な優良株だけでなく、業績回復株、市況関連株などにも幅広く触れられています。

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ウォール街のランダム・ウォーカー – 株式投資の不滅の真理[原著第11版]

著者 バートン・マルキール
出版社 日本経済新聞出版社
発売日 2016/3/10
おすすめポイント 6

この記事の中では最新の発売日ですが、原著は1974年に発売されています。時代に合わせて何度も改定が行われているベストセラーです。

原著が出版された当初から一貫してこの本ではインデックス投資こそがベストであると主張されています。改定されたこの11版ではデータを最新のものに更新しているのはもちろん、「スマートベータ指数」に関する項目の追加など、より時代に即した内容にするためです。

ちなみにトレードの世界におけるランダムウォークとは、「結局のところ相場の動きはランダムである」という考え方のこと。興味がある方は「ランダムウォーク チャート」で検索をかけてみるといいでしょう。

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生き残りのディーリング

著者 矢口 新
出版社 パンローリング
発売日 2007/4/12
おすすめポイント 4

本書では相場が保有する様々な謎について100もの見出しで構成されています。本書を読む前と読んだ後とでは、相場との付き合い方が全く異なってくることでしょう。

著者の矢口新氏は東京、ロンドン、ニューヨークの三大市場に勤めた債券・為替のディーラー。本書では著者本人の経験に基づくトレードの実践的な知恵を学ぶことができます。

元々はプロディーラーに向けて書かれた本なので難解な部分もありますが、著者が前書きで「分からない部分は読み飛ばし、分かる部分だけでも読めば十分参考になる」と書いている通り、飛ばし飛ばしに読んでもためになる内容になっています。

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システムトレード – 基本と原則

著者 ブレント・ペンフォールド
出版社 パンローリング
発売日 2011/7/15
おすすめポイント 2

『マーケットの魔術師』でも有名な16人のトレーダーとのインタビューを基にした本です。

数十年前から活躍する大物から最近になって登場した若き成功者まで、様々なトレーダーに対するインタビューがまとめられています。

本書で取り上げられるトレーダーたちはそれぞれ異なる市場や銘柄を取り扱っていますが、そんな彼らにも共通するポイントがあり、それこそがトレードで成功するための原則であることがこの本で分かります。

タイトルにはシステムトレードとあるので勘違いされやすいのですが、実際の内容はトレードに対する心構えに関するものになっています。

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稼げる投資家になるための投資の正しい考え方 – 歴史から学ぶ30の教訓

著者 上総介
出版社 パンローリング
発売日 2013/4/13
おすすめポイント 2

本書の著者は、投資について真の意味で理解するためには歴史から学ぶのが最適であると考えています。

歴史が産んだ逸話や教訓を元に話が展開されるので、正直ややクセのある内容になっていますが、著者の考え方にある程度共感できる人や、歴史が好きな人なら本書はポイント以上におすすめできるかもしれません。

内容は他の著書にも書かれているような割と基本的なことばかりなので、このカテゴリでは珍しく初心者向けの本ですね。

ちなみに著者の上総介氏はかなり謙虚な方のようで、本書の前書きでも「私は教科書どおりに投資しているだけ」とも言い切っています。投資セミナーの依頼を受け、高額な報酬を提示されたときでも「話すことが特にない」と言い全て断ったそうです。

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敗者のゲーム

著者 チャールズ・エリス
出版社 日本経済新聞出版社
発売日 2015/1/24
おすすめポイント 2

『ウォール街のランダム・ウォーカー』と同じくインデックス投資の重要性を説いた本です。

ウォール街のランダム・ウォーカーが歴史や理論的な解説に優れるの対して、こちらの本は比喩表現などでインデックス投資の重要性に結びつける内容になっています。

著者は敗者のゲームについてテニスの試合で例えています。プロ同士の試合はより技術の高いプレイヤーが勝つ「勝者のゲーム」だが、素人同士の試合はよりミスが重なったほうが負ける「敗者のゲーム」であると。

つまり素人同士の試合で勝ちたければ必死に勝とうとするのではなく、自分のミスを減らすことだけを考えれば良いということなのですが、この考えを投資の世界にも当てはめたのがこの本です。

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殿堂入り編

この項では株に関する本だけでなく、投資を始める足がかりになるような本を4冊ご紹介します。

本によっては専門用語だらけで事前の知識がないと読み進められないようなものもありますが、理解できるようになれば大切な一冊になるでしょう。

欲望と幻想の市場 – 伝説の投機王リバモア

著者 エドウィン・ルフェーブル
出版社 東洋経済新報社
発売日 1999/4/1
おすすめポイント 4

伝説とも言われる相場師、ジェシー・リバモアをモデルにした小説です。なんと原著は1923年出版。ここまで長く愛されている投資関連書籍はなかなか少ないでしょう。『マーケットの魔術師』インタビュイーもおすすめするベストセラーです。

読んでみると、時代が変わっても投資に対する考え方にはある程度の普遍性が存在することが分かります新しい本と読み比べて共通する点を探してみるのも、この本の楽しみ方の一つかもしれません。

手法の勉強にとどまらず、リバモア氏の投資家としての生い立ちや細かな心理描写の書き込みが、読み物としての面白さも高めています。初心者でも読み進めやすい仕上がりです。

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伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術

著者 カーティス・フェイス
出版社 徳間書店
発売日 2007/10/17
おすすめポイント 3

伝説のトレーダー集団「タートルズ」の中でも特に優れた成績を納めたカーティス・フェイス氏が自身の半生を振り返る形で自らの投資手法について解説した本です。一貫して「客観的なデータによる裏付け」「徹底したリスク管理」の重要性が解かれています。

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知らないと損する 池上彰のお金の学校

著者 池上 彰
出版社 朝日新聞出版
発売日 2011/10/13
おすすめポイント 2

フリージャーナリスト、池上彰さんの著書です。タイトル通りお金に関する基本的なことが学べます。池上彰さんらしい非常に分かりやすい解説が特徴ですね。

トレードを始めるにあたって、トレードに関する知識を得るのは当然ですし、ごく自然な行動だと思います。しかし意外と見落としがちなのがそもそもの「お金」のこと。別に詳しく知らなくてもトレードはできますが、経済に対する理解を深めたり、お金に対するリテラシーを高めたりすることでトレーダーとしてステップアップできるのは間違いありません。

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金持ち父さん貧乏父さん – アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

著者 ロバート・キヨサキ
出版社 筑摩書房
発売日 2013/11/8
おすすめポイント 2

僕が投資を始めるきっかけになり、「お金はコツコツ働いて手に入れるモノ」ではないということを教えてくれた本です。これを読んだ後はお金に対する考え方が文字通り180度変わりました。

現代はそれなりの大学を卒業すればそれなりの会社への就職が約束されていた昔とは違いますし、正社員時代はそれなりに稼いでいた人ですら老後になって貧困に苦しむ「下流老人」が今話題になっています。

今正社員として頑張っていたとしても、幸せな老後は約束されていません。あなた自身の幸せはあなた自身で掴み取る必要があります。そんな自分の力で自分の幸せを掴む方法を考えさせてくれる内容です。

ちなみに現在51カ国語に翻訳されており、なんと109もの国で読まれているそうです。

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まとめ

総文字数14,000文字オーバーと、現段階では株識内でトップクラスに長い記事となりました。ここまで読んで頂き、本当にありがとうございます。そしてお疲れ様です。

本それぞれの紹介については簡潔になりましたが、要点は押さえたつもりなのでご容赦下さい。もちろん詳細に書きたかった気持ちもありますが、そうすると記事一つでは収まらなくなってしまう可能性がありますので。

もしかしたら、個人的におすすめな本については詳細に書きたい気持ちがあふれてちょっと長めの紹介になっているかもしれませんね。僕個人がおすすめする投資関連書籍については、また別記事で触れようと思います。

そして本の統計を取っているときに思ったのは「世の中には膨大な数の投資関連書籍があるんだな」ということ。

約20個ものワードで検索をかけ、ピックアップした34個のサイトで紹介されている本全てをエクセルに打ち込み、それと同時にポイントもカウントし、ピックアップされた25冊それぞれに紹介文をあてるという作業は、正直目薬が何本あっても足りませんでした。

リストアップされた本の総数はなんと約150冊! その中からポイントを獲得した25冊なのですから、本選びで悩んでいるなら間違いなく参考になる記事へと仕上がっていると思います。ネットで本を探しているなら、まずこの記事を読めばある程度調べる手間を省けるはずです。

この記事があなたにとって大切な一冊が見つかる手助けになれば幸いです。

統計を取るために参考にさせて頂いたサイト様一覧

内容は執筆時点(2017年5月11日)の検索結果を参考にしたものです。

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