ロウソク足とは? 見方と仕組みを知ってチャートの世界に入門しよう!

こんにちは! 株識編集部の前田です。

今回はトレーダーにとっての必須知識、「ローソク足」について解説します。

なぜ必須知識なのかというと、ローソク足を用いたチャート分析は、トレーダーの間で最もポピュラーとされており、株式取引やCFDにFXなど、あらゆるトレードに用いられているからです。

記事の内容は「ローソク足とはなんぞや?」「見方と仕組みは?」と言った、トレード初心者向けのものになっています。初心者の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ローソク足とは?

ローソク足とは、株価や為替などの相場の動きを時系列的に示す図表のことです。名前にローソクとついてる理由は、見た目がまるでローソクのようだから。そのまんまですね。

このローソク足、無機質なデザインに見えて得られる情報は結構多いのですが、一度見方を覚えてしまえば、とても見やすくて分かりやすいです。そのため、日本も含めた世界中のトレーダーがこのチャートを取引しています。

ローソク足チャート image by TradingView

そんな世界的にポピュラーなローソク足ですが、発祥はどこの国か知っていますか? まあ、知っている人も結構多いと思うのでもったいぶらずに書きますが、発祥は日本なんです。

その起源は江戸時代にまで遡るそうで、一説によると、米商人が米取引のために考案したものであると言われています。米取引のために考案されたものが、今では株やCFD、果てはFXや先物取引など、あらゆる取引に使われているのですから、すごいですよね。

ローソク足の見方

ローソク足を構成する『四本値』とは?

ローソク足の見方を理解するには、まず『四本値』について理解している必要があります。四本値とは以下の4つの価格のことです。

  • 始値(はじめね)
  • 終値(おわりね)
  • 高値(たかね)
  • 安値(やすね)

それぞれについて簡単に説明すると、あるモノのある一定の期間を指し、最初についた値段が始値、最後についた値段が終値、最も高い値段を高音、最も安かった値段を安値と言います。

文章だけでは少し分かりづらいと思うので、画像を交えて説明しますね。例えば、A社の株が一日の間に、以下のように推移しているとしましょう。

まずは、この日のA社の始値と終値を見ていきます。マーケット開始時、A社の株は300円からスタートしていますね。つまりA社の始値は310円となります。対して、マーケット終了時は320円で終わっているので、終値は320円です。

続いて高値と安値を見ていきましょう。この日で言うと、最も高い値段がついたのは330円で、逆に最も安かったのは300円です。つまり、A社の高値は330円で、安値は300円ということになります。

ローソク足は四本値によって構成されている

ではここから、肝心のローソク足の見方について解説しますね。見出しの通り、ローソク足は先ほど説明した四本値によって構成されています

まずは以下のローソク足の画像をご覧ください。真ん中の四角形は実体といって、「始値から終値までの動き」を表し、実体の上下にくっついているヒゲはそれぞれ「高値と安値」を表しています。

画像のように、実体の下が始値を示し、上が終値を示しているローソク足を、特に陽線と言います。始値よりも終値が高くなった、つまり一定の期間において、値段が上がったことを表すローソク足というわけです。

陽線とは逆に、始値よりも終値が安くなった場合は陰線と言い、以下の画像のように実体が黒塗りなどの色付きで表されます。一定の期間において、値段が下がったこと示しているローソク足なので、実体の上が始値で、下が終値となります。

陽線と陰線は色で区別されます。チャートや個人の好みよってバラバラなので一概に「陽線は〇〇色で陰線は△△色」とは言えません。「ローソク足には陽線と陰線の2種類がある」ということを覚えておけば、見方に関してはとりあえずOKです。

ちなみに、先ほど例に挙げたA社の四本値をローソク足にすると、こんな感じになります。

始値は300円で、終値は320円と値段は上がったので、この日のA社のローソク足は陽線となるわけですね。

ローソク足の時間軸とは?

ローソク足について、記事内で「一定の期間において」という表現をしましたが、ちょっと分かりにくいという方が多いと思うので、解説します。

これは非常に簡単なことで、例えば1時間の中での値動きを表すローソク足は「1時間足」ですし、5分間の値動きを表すローソク足なら「5分足」と呼びます。

度々例に挙げているA社の株価ですが、先ほど説明したときは一日の四本値を一本のローソク足で表しました。このローソク足は「日足」と呼びます。

ローソク足の時間軸は本当に様々で、取引ツールによっても表示できる時間軸が全く異なります。一応、「5分足」や「1時間足」のような、比較的短い時間軸のローソク足は「短期足」と言い、「日足」や「週足」などのような時間軸の長いローソク足を「長期足」と言います。

「じゃあなんの時間軸を見たらいいの?」となると思いますが、その答えは「自分のトレードスタイルにあった時間軸を見ること」です。

例えば、一年スパンとかの長期投資をする人が、せわしなく動く1分足のローソク足チャートを見つめていても、あまり意味がないと思いませんか? 長期投資をするのであれば、ローソク足も長期足を基に、ファンダメンタルズ的なことも織り交ぜながら分析を進るべきでしょう。

ローソク足でなにが分かるの?

例えばローソク足の実体が長い場合は、大きく値段が動いたことになるので、買い(もしくは売り)の勢いが強かったことがわかります。また、ヒゲが長く実体が短い場合、取引が多いものの値段があまり動かなかったということになり、買いと売りのバランスが均衡していることがわかります。

つまり、ローソク足の見方が分かれば、相場の動きやトレンドをある程度推測することができるのです。とはいえ、ローソク足チャートには、それこそたくさんのローソク足が表示されるので、最初のうちは混乱すると思います。

しかし、安心して下さい。ローソク足には、「この形なら買いかも」「この形は保ち合いのサイン」などのような、いくつかの定型があるのです。

ローソク足の定型、いわゆる「足型」ついてはこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

まとめ

株とかFXとか、なにかしら投資をしようと思ったら早い段階でぶち当たるのが、ローソク足です。トレードに関する初歩的な知識の中ではかなり簡単なことですし、覚えればすぐ役立つものなので、早い段階でローソク足について理解しておいて損はありません。

まず初心者の方は、「ローソク足は四本値で構成されている」ということと、「陽線と陰線の二種類がある」ということを覚えておけば、とりあえず大丈夫です。プラスアルファで、「実体の大きさは買い(もしくは売り)の勢いを示す」ということが分かると、なお良いですね。

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